為替ディーラーの順張りの中の逆張りで儲けるテクニック

為替ディーラーの順張りの中の逆張りでドル安局面で望む

ドル安予想が広まっている中で、どうやって収益を上げていきますか?

 

ドルが大きくクラッシュするるような相場ではなく、ドルがだらだらと下がる相場になると僕は見ています。

 

ある程度コアのドル売りポジションを持つたまま、戻りの局面できちんとドル売りをしていくという戦略が基本だと思います。戻りの局面というのは必ずある。たとえば「米国の出口戦略が近い」というニュースが流れて、ドルが買い戻されるような局面が、今後は何度かあると見ています。

 

そういうときにうまくポジションをつくって、ポジションを転がしていきたいと思っています。マーケットポジションの偏りがなせるわざで、「間違いだろう」というくらい、ドルがホーンと上がったりしますね。そこで、「順張りの中の逆張り」(セルーオンーラリー)で行きたい、と。ドルの戻りをしっかりと追って、売っていきたい。

 

いわゆるジンクスとか占いに近いんですが、私はサイクルみたいなものが結構好きなんです。ドル円では26日ぐらいの周期で動いているといわれるのですが、ベア(弱気)マーケットというのは、いくつかの波をつくりながらゆっくり下がる。そして、必ずどこかで一回ホーンと仕切戻直すときがある。

 

8月7日の戻りでは、私はドル円を買っちゃったんですが、そういうところで売りたい、と(笑)。ユーロドルでいえば、逆にそういうときになにかの拍子にスコーンと落っこちるときがあるので、それを黙って拾うオペレーションをしたいと思います。高安市場がもし本当にランダムだとすると、有限の資産を持っている人がフェアなギャンブルを続けていたら、いつか必ず破産して終わってしまう。

 

実際の市場はランダムな部分とそうでない部分があるわけですが、なにも考えずに取引していたら、やっぱり「ギャンブラーの破滅」に行ってしまう可能性が強い。ポジションをきちんと管理し、また値動きを注意深ぐ見て、ランダムでない部分を見つけようとされていますね。

 

まったくランダムであったら魅力がない。頑張って注意深く見ていると、ほんのちょっとの差かもしれないけど読みができる。為替市場はだからこそ、ディーラーの心を引きつけるのでしょう。